5月14日(土)に開催いたしました『第一回ミート ザ ブルワー 』は、茨城県つくば市・浦里酒造店から、浦里知可良氏をお招きして、蔵の代表銘柄 霧筑波、そして知可良氏の生んだ新銘柄浦里をお楽しみいただきました。写真でお分かりのように、爽やかな印象の氏が、秋田の猛者に囲まれ潰されてしまわないか心配でしたが、お酒の名前の由来、酒造りの話からデザインや化学、果てはご自身のお話まで答えづらい質問にも誠実にお答えいただき、逆にご参加頂いた皆さんがメロメロになっておりました。このように、今回また新たなご縁が戸隠を介して生まれた事に大変喜びを感じておりますと共に、終わりが見え始めたコロナ禍での失った2年を振り返りつつ、また以前の姿に近付いていけるよう努めて参ります。この度の会の開催にご尽力いただきました浦里酒造店の皆さま、茨城県石岡市・志筑屋さんの竹村太一郎氏、そして会にご参加いただいた皆さま、どうも有難うございました。次のミート ザ ブルワーでまたお会いしましょう!
2020年の新型コロナウイルス発生以降、人々の生活スタイルは大きく変化しました。その変化に対応することこそが弊社が生き残っていく道と捉え、恐れずに「変体」してまいりました。そんな生活もすでに2年、ウイルスの感染拡大の波に耐えうる体力、気力は僅かです。今回の挑戦をコロナ以降に弊社が取り組んできた生き残り策の集大成にするつもりでおります。
今回の挑戦の内容の前に、少しだけ「戸隠」の歴史を。
「戸隠」は1970年に千葉県松戸市馬橋で両親が日本そば屋として開業しました。その後、千葉県松戸市五香へ移転、1983年には父の故郷秋田県へ。秋田では父の兄が秋田市川尻で経営していた「三浦鮮魚店」を引き継ぎ、鮮魚、肉、野菜を扱う商店に食堂が併設する「ヤマキ(山喜)」を開業。1990年には現在の地、山王二丁目に移転し、屋号を「戸隠」に戻しています。
それから20年経った2010年2月、私が「戸隠」を引き継ぎ、居酒屋「酒場戸隠」としてスタートしました。「戸隠」は、昼の商売をメインでやっていましたので夜の集客にはかなりの苦労をしましたが、両親の得意な分野を残しつつ、新しい商品開発をすることで少しづつ新しいお客様様においでいただくようになりました。その頃生まれ、今も人気商品の「八幡平ポーク 蕎麦屋のしゃぶしゃぶ」は、父のとったそば出汁で八幡平ポークを食べたら美味しいだろうなという創造から生まれたものですし、「とうもろこしのかき揚げ」は、職人気質だった父が一番得意としていた天ぷらの技術を借り、形にしたものです。ここに「ヤバ旨↑チキン」、桜田さんの「馬刺し」、「鶏ザンギ」など新しい人気商品を生み、私の得意だったクラフトビールや、県内外の地酒を加え「酒場戸隠」という今に続く形が出来上がっていきました。【当時の奮闘ぶりはこちらでご確認ください】
コロナ以降、弊社SUMMIT(山王一)にはデリカテッセン頂惣菜厨房、酒販コーナーを併設、同じくBEER FLIGHT(南通)にはサンドイッチのPHILLY'S、酒販コーナーを併設するなど、コロナ禍で変化した生活スタイルでも選んでいただきやすい店に「変体」しました。
酒場戸隠についても、昼のお弁当配達、夜のテイクアウト、週末のオードブルなど出来ることはすべてしてきましたが、コロナ以前、会社を牽引していた頃の勢いは見る影も無くなりました。お弁当については、11:00~正午という短い時間しか対応できず、テイクアウトについてもコロナ規制が緩み人が町に出ると、テイクアウトには手が回らなくなるなど、店側の都合をお客様に押し付ける中途半端な形になってしまい、定着にはほど遠い状況でした。また、店は2階にあり、路上駐車しか出来ないとなると気楽に立ち寄ってテイクアウトするという環境で無かったことも大きな理由だったと感じています。SUMMIT、BEER FLIGHTの「変体」による成果を感じ得ていただけに、解消されない課題に悶々とする日が続いていました。そんな去年の夏、突然の知らせが届きました。酒場戸隠の入るビルの1階テナントが貸出されたのです。私はこのテナントを借りることで SUMMIT,BEER FLIGHT同様「外食」「中食」の両翼を備え、ウイズコロナとなるこれからも対応できる店が出来ると考えました。そこから半年、様々な調整期間を経て、ようやく開業に向け進むことが出来ることになりました。
6月の開業に向け準備をしている店は「デリカトガクシ」という屋号としました。その名の通り”デリカテッセンと戸隠”を表しています。入口を入るとお惣菜、お弁当売り場、クラフトビールを始めとしたお酒売り場、産直野菜や食品売り場があります。昼から夜まで、戸隠人気のメニュー他バラエティ溢れるお料理が冷蔵ショーケース、温蔵ショーケースに並びます。お昼は近隣のオフィスへのお弁当の配達も承ります。店内飲食用には約30席あり、コロナ対策を考え個室も作ることとしました。ランチタイムは洋定食を中心に営業します。2階ではおそばや丼ものを酒場戸隠が受け持ちます。夕方からはストアで選んだお惣菜を肴に、ちょい呑みtimeとしお酒をお楽しみいただけます。生ビール、ハイボール、ホッピーなどの他、弊社の柱であるクラフトビールは冷蔵庫内で温度管理し10種類樽生でお楽しみいだけます。
夜、週末の目玉となるのは丸鶏をこんがり焼き上げる「ロティサリーチキン」。専用のロースターでじっくり焼き上げたジューシーなロティサリーチキンを頬張りながらワイワイお酒をお楽しみください。こちらはデリバリー(外部業者利用)でもお楽しみいただけるようになります。その他、和食の技法を使った「和食ピザ」、メキシカンに捉われない世界の味をタコスで楽しむ「Vuelo Tacos(ヴェロタコス)」など新業種を併設します。こちらについては整い次第、順次開業させていただきます。
駐車場は6台ご用意いたしましたのでお近くの方だけで無くお買い物をお楽しみいただけます。土曜、日曜、祝日は昼飲みも出来、ビールのテイクアウトも可能ですので、これからの季節、向かいの公園でビール片手に過ごすなんて最高です。産直コーナーでは定期的に「朝市」を開催。生産者と地域が繋がるお手伝いをしていきます。また、弊社が応援しているブラウブリッツ秋田のアウェーゲームの際のTV放送や応援イベント、ホーム戦についても八橋開催の後の集いの場としてご活用いただけるようにいたします。
ここからたった2か月でどこまでの準備が出来、形にできるかは分かりませんが、実現に向け挑戦していきたい所存です。デリカトガクシのオープンまで今しばらくお待ちください。
追記)戸隠は酒場戸隠に、酒場戸隠はまたデリカトガクシとして続いていきます。
父・母が作った戸隠を知るオールドファンの方にも是非お立ち寄りいただければ幸いです。
*BUILDA合同会社はブラウブリッツ秋田のオフィシャルスポンサーです
デリカトガクシのオープンに向けスタッフを募集いたします。
■募集要項
・会社名 / BUILDA合同会社
・勤務地 / 秋田市山王 デリカトガクシ
・雇用形態 / パート
※社員候補の方も試用期間中(6ヶ月間)はアルバイトとしての雇用となります。
・給与 / 時給900円 日・祝勤務は時給UP
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■求める人柄
・元気がある方
・協調性がある方
・人とのコミュニケーションが大好きな方
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■優遇する条件(※必須条件ではありません)
・調理経験
・週末および土日祝に勤務可能な方
・複数日働ける方
■お仕事の内容
惣菜・弁当の製造、販売、接客
近隣オフィスへの弁当配達
店内飲食サービスでの接客など
月・火・水・木・金
①9:00-14:00
②16:00-21:00
金・土
③10:00-15:00
④18:00-23:00
日・祝
⑤10:00-15:00
⑥16:00-21:00
勤務は5月下旬の研修からを予定しております。
ご確認の上、お電話かメールでご応募お願いいたします。
・018-863-8699 酒場戸隠 三浦・豊嶋
Email: builda.llc@gmail.com
秋田には比内地鶏という美味い鶏があります。
なんとか比内地鶏を使って半身揚げを作れないか試作を重ねてみましたが、比内地鶏の良さである厚い皮から溢れるジューシーな脂(美味いのよ)、弾力ある肉質(美味いのよ)が、唐揚げにしちゃうと今ひとつと感じてしまうんです。さらに半身の原価といったらなかなかのもので、飲み屋のつまみ、夕飯のおかずにするには高級品。コンセプトである、鶏をムシャムシャ食べてビールをゴクゴク、ご飯をパクパク食べて貰いたいという思いから擦れてしまいます。残念ですが比内地鶏を使って半身揚げを作る事は諦める事にしました。そこから唐揚げにして美味い鶏探しを始めたんですが、ようやく見つけることが出来ました。鳥取県米子市の大山(だいせん)どりという鶏です。ほどよい弾力のモモ、パサつかずシルキーでジューシーなムネ、揚げるとクリスピーで香ばしい皮目、どこをとっても美味いんです。この大山どりの半身揚げをアフターコロナの戸隠名物に育てていきたいと考えています。
1〜2、3人用 1.5㎏と、3〜4人用 2㎏の2種類で展開していきます。オンメニューしたらムシャムシャゴクゴクパクパクしてください!
こんにちは。
前回のブログ更新で触れていました酒類販売免許ですが、令和3年6月4日付けで秋田南税務署より免許通知をいただきました。これによりBEER FLIGHT、SUMMITで、厳選のクラフトビールを瓶・缶・樽生からの詰め替えでご購入できるようになりました。
BEER FLIGHTには大型のショーケース2台を導入し、約100種類におよぶ色彩溢れるデザインのクラフトビールが陳列されます。ラインナップは、これまでの15年で培ってきた信頼関係を重視し、造り手の顔やブルワリーの風景が見える、想いの詰まったビールに拘りました。店の外部には、ビールの持ち帰りの店と認識していただけるよう、新たなブランド名「CORNER」と書かれたグラウラー型の看板を設置しました。照明も白系と明るくすることで、今まで入りづらいと感じていらしたお客様が気楽に入れる雰囲気としました。先日スタートしたサンドイッチのTAKE OUTブランド「PHILLY'S」の看板も手伝い、サンドイッチやフードの購入に訪れたお客様が、クラフトビールに触れる切っ掛けとなり、いずれはBEER FLIGHTの常連さんになっていくそんな事を考えてニヤニヤしております。
SUMMITについては、併設したデリカテッセン「頂惣菜厨房」が大変ご好評いただいており、期限付き免許でクラフトビールを販売していた頃お得意様になった方々も多くいらっしゃいます。その方々の多くがSUMMITでクラフトビールとの出会いを果たしており、今回の免許交付により、あまりお待たせすることなく販売を再開できたのは幸いであると感じております。SNS(Instagramなど)を使い、お客様方との繋がりもしっかり維持できているのも心強く、これはスタッフの努力の賜物であり、今後も多くのファンを増やしていくことと期待しております。
少しづつですがワクチン接種も身近な話になり、コロナ終息への期待は日に日に大きくなります。しかし、いつ何時事態が変わるのかわからない日がまだ数年続くことと思います。
新しい生活スタイルは常識へと変わった後にも、僕たちの活き場を維持し、時代の変化にしなやかに対応する、そして根付いていく、こう考えております。本日6月11日(金)から両店でクラフトビールのTAKE OUT販売を開始します。クラフトビールで楽しい週末をお過ごしください。
ご無沙汰しておりました 店主です。前回の投稿は昨年の10月、山王1丁目のSUMMITを増床し、デリカテッセン頂惣菜厨房を併設した時ですから、もう7か月も前になります。あれからコロナウイルスの勢力は衰えるどころか、感染力を強め、未だ終息は見えない状況です。ここ秋田も昨年の総合病院でのクラスター、暮れからの繁華街クラスター、変異型ウイルスの猛威から、外出を避け町はゴーストタウンと化しています。弊社の中ではBEER FLIGHTが特に深刻で、川反に隣接する南通りという立地や、夕方から深夜に人が集う業態であることから低迷を続けています。そんな状態の中ではありましたが、チャレンジした事のいくつかによって、かすかな光が見えてきました。そのうちの1つとして、期限付きとはいえ許可いただいた酒類の小売免許があります。僕らは15年以上クラフトビールに携わってきましたが、その中で培ったネットワークが酒類小売免許のお陰で大いに生きることになりました。ビジュアルは楽しく、味わいも多彩なここにしか無いビールをお持ち帰りいただき、ご自宅でのお食事を盛り上げる、または特別な日を盛り上げる品として、お楽しみいただくことが出来たと手応えを感じております。コロナ禍の今は勿論、コロナ以降も、ご家庭の食卓を彩る特別をご用意できればと考えております。あいにく、すでに今年3月末をもって免許の期限は切れており、新たに酒類小売免許の申請をしている最中です。1日も早い再開を目指しております。
免許はまだありませんが、準備だけはすっかり済ませており、クラフトビールを専門に扱う酒販スペースは「CORNER」と名付けました。看板(写真左)にあるよう、予定ではボトルや缶の他、樽生ビールからグラウラーやペットボトルへの詰め替えも行います。ショーケース(写真中央)にはぎっしりビールが並び、カウンター部分にはお酒のつまみや食品の他、ブルワリーグッズ、アパレルなどが並びます。
コロナ以降、BEER FLIGHTをほぼ一人で守ってきたマネージャーの佐藤雅行。彼はアメリカ西海岸への留学の経験もあり、弊社ではもっともアメリカ西海岸のビール事情に精通しているスタッフとして活躍していましたが、コロナ以前、料理については素人扱い。正直、期待もしておりませんでした(笑)。ただ事情が事情、1人で店を切り盛りし、試行錯誤の1年が過ぎたころ、彼のアイデアから多くのメニューが生まれていました。それは彼がアメリカ留学中に出会った多くのアメリカンフード。まだあまり日本では馴染みのない料理もありましたが、僕らなりに日本人の舌にに合うよう改良を重ねレシピを組み立てました。結果、今回の改装工事のタイミングで新たなブランド「PHILLY’S」として併設することとしました。ハレの日のビールを買いにいらしたお客様が、ビールと一緒にPHILLY'Sの料理をお持ち帰りになったり、PHILLY'Sの料理を買いにいらしたお客様がクラフトビールに出会う、そんな日常の
光景が生まれるといいなと妄想しています。
メインはロールサンドで、フィラデルフィアの名物「フィリーズチーズステーキ」やバーベキューの王様「プルドポークサンド」、王道「ホッドドッグ」「チリドッグ」。BEER FLIGHTの人気商品「フライドフッシュサンド」、戸隠の人気商品「ザンギ」をサンドにした「ザンギチキンサンド」、などオリジナル商品も加えました。サイドメニューには
「フィッシュ&チップス」や「プーティーン」、「マカロニ&チーズ」、「コールスロー」などのアメリカンフード「の他多数揃えております。山王1丁目SUMMITでお馴染みのベルジャンフリッツも新たにご購入いただけます。
既存のBEER FLIGHTは、少しコンパクトになりましたが、お客様同士の距離を取りつつ、安全にお食事していただけるEAT INスペースとして健在です。今まで同様、厳選したクラフトビールを樽生で提供する他、出来立て熱々のパブフードをご提供しつつ、今まで以上に秋田のクラフトビール基地としての役割を果たしてまいります。
これを書く6月1日「PHILLY'S」が始動しました。準備が整いしだいお昼の時間帯から営業出来るよう準備してまいります。
酒類販売に関しては1日も早い免許取得を願っております。新しいBEER FLIGHTにご期待ください。
お電話でのご注文も承ります 018-838-4773 でお待ちいたしております。
PHILL'S 営業時間 火~金 17:00-23:00 土・日・祝 15:00-23:00 定休日 月曜+第三火曜
久しぶりの更新です。
大変お待たせをし、開店できないんじゃないかという噂もあったSUMMIT変体Version。ようやく10月3日にリニューアルOPENいたしました。
以前からあったSUMMITの部分はカウンターを4席から8席に増設しお一人のお客様にも利用しやすい店になりました。テーブル席は4人掛けを二つに抑え、コロナウイルスの感染リスクを低くできるようにしました。
増床した部分は「頂惣菜厨房(SUMMIT DELI KITCHEN)」とし、ガラス張りのキッチンをメインに、ショーケースやホットウォーマーを備えた惣菜販売スペースとなりました。午前11:30~20:00までの営業時間中、この場所はいくつもの顔に変化をします。
11:30開店から14:00頃までは、近隣にお勤めの方々が思い思いにお好みのお弁当や惣菜をお求めにいらっしゃいます。素朴な甘さが人気の三角形が可愛い”頂コロッケ”が乗った「頂のり弁」(550円税込み)、彩り溢れるショーケースからお好みの惣菜で自分好みのお弁当に出来る「DELI弁」(980円税込み)が人気です。
イートイン(一時中断・現在準備中)では、職場のお仲間があれこれとショーケースからお好みのお惣菜を選び自分だけの「DELI ランチ」(1000円税込み)、「ビール屋のチキンカレー」(800円税込み)などをお楽しみいただいています。
お弁当のピークタイムが終わる14:00過ぎ頃からは、晩ごはんのおかずや、お子様のおやつ、お酒のおつまみにピザやキッシュ、持ち帰りのクラフトビールなどをお求めになる方々がお出でになります。出来上がりを待つ間、お子様がコロッケを頬張りながらなんて和やかなムードが漂う店内です。
17:00頃からはお仕事帰りの方々がお出でになり、思い思いにお惣菜や夕ご飯をお買い求めになられています。
また、SUMMITのほうには一人、二人とお仕事を終えオフタイムをクラフトビールと共に楽しむ方々が席を埋めていきます。
コロナの影響で、店の存続も危うくなり、僕ら(BUILDAの仲間)が選ばざるえなかった道は、良い意味でたくさんの刺激を与えてくれています。その刺激に答えを出し少しづつ形にしていく事で、きっとSUMMITも頂惣菜厨房もこの場所に無くてはならない存在になるはずです。朝、昼、夕、深夜、老若男女を問わず、様々な方の様々なライフスタイルにお応え出来る場所になっていけそうな予感がします。
SUMMIT、頂惣菜厨房、どちらもご贔屓にしていただけますようどうか宜しくお願い申し上げます。SUMMIT頂惣菜厨房は、あなたの「いただきます」を応援します。
SUMMITは8月31日(月)より約2週間の休業に入ります。
これは以前こちらに記した通り、変体に向けた改装(改造)工事によるものです。とはいえ、2週間ただ休むのもつまらないし、何より勿体ない。何か楽しいことを提案して欲しいとスタッフ達にお願いしておりました。
何だかとても楽しそう!
SUMMITファンの方もBEER FLIGHTファンの方も喜んでいただけること必至…ですよね?
9/1(火)から9/13(日)までの約2週間は、いつものBEER FIGHTをお休みして、POP UPショップ「骨付き肉とクラフトビール まさもり商店」で営業いたします。
◎低温調理によるステーキやラムチョップなど、種類別の骨付き肉🍖のお食事を多数ご用意!
Lボーンステーキ、ラムチョップグリル、バックリブグリル、鶏肉チューリップのから揚げなどなど、骨付き肉を存分にお楽しみください。
◎現在改装中の姉妹店SUMMITでおなじみの日替わりキッシュやピザなどサイドメニューも充実!
SUMMITで売り切れ続出の日替わりキッシュと、こちらも大人気の自家製生地のピザもご用意いたします。
◎同じくSUMMITでおなじみ、伊勢角屋ペールエールを含む樽生ビールを9種ご用意!
BEER FLIGHTの定番「Sierra Nevada Pale Ale」と「伊勢角屋ペールエール」の飲み比べを是非。
もちろん、クラフトビールと骨付き肉の相性は抜群です。
◎各種骨付き肉の盛り合わせを含んだ飲み放題プランもご用意!
各種骨付き肉の盛り合わせをメインに、特製サラダやフライドポテト、自家製ピザなどボリュームたっぷりのフードに、樽生ビール全種類とその他カクテルなどが90分間飲み放題の大満足なプランもございます。お問い合わせください。
◎フードのテイクアウトや樽生の量り売りももちろん可能!
一部フードメニューと樽生ビールのテイクアウト、そして徒歩10分圏内程度までデリバリーもいたします。ご相談ください。
テイクアウトのご予約は営業開始の1時間前から承ります。
■営業時間 ※9/1(火)~9/13(日)
・平日 17:00~24:00(L.O.23:00)
・土日 15:00~24:00(L.O.23:00)
※月曜定休
■お問い合わせ
TEL:018-838-4773(BEER FLIGHT)
※急に内容を変更する場合もございます。予めご了承ください。
2週間限定のPOP UPショップです。
皆様のご利用、心よりお待ちしております。
@beer_flight
@summit_frites
本日午前、ABS秋田放送 news every/さんで酒場戸隠の取材をしていただきました。
テーマは「緊急事態宣言解除後の飲食店」ということで、テイクアウト、デリバリーからお酒の量り売りまで、この2か月強に弊社がトライした(まだ継続中ですが)事を振り返りながら、今後についてもお話しさせていただきました。ニュース番組のいちコーナーですので思いのすべてとはいきませんでしたが、改めて目まぐるしく変動のあった2か月強を振り返りつつ、これからも続くコロナとの共存、そしてアフターへ向かって弊社は変体していきます。いよいよタイミングは実行へと向かいます。今日のBUILDA、明日のBUILDA、1か月後、1年後、常にワクワクを生んでいけるよう努めてまいります。
6月15日(月)18時から ABS秋田放送 news every. 是非ご覧ください。
写真は日本酒量り売り体験中の田村修アナウンサー
秋田商工会議所さんが中心になり立ち上げた「秋田市の大好き♡な飲食店を応援しよう!!」プロジェクトは、目標金額の10.000.000円を遥かに超え23,680,000円のご支援をいただく大きなものになりました。弊社、BUILDA合同会社が運営する酒場戸隠(山王2)、BEER FLIGHT(南通)、SUMMIT(山王1)にも多くのご支援を賜りました事、この場を借りて御礼申し上げます。本日無事に、秋田商工会議所さんを通じて私共の手元に届きました。改めて、今回のプロジェクトを通じ、弊社がやって来たことへの皆さまのご評価、ご期待としっかりと受け止めました。今後、弊社がコロナと共存していく社会でどう活動を続けていけるか、まだまだ模索中ではありますが、精進して参る所存です。今後とも変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます。
BUILDA合同会社 代表社員 三浦直樹 、社員一同
コロナ禍の中、弊社BUILDA(同)は、
南通のBEER
FLIGHTは、頂いた期限付酒類小売免許を最大限に使い、
山王1丁目のSUMMITは平日ランチやお弁当のテイクアウトを
2010年から僕は生活の場をここ秋田市に移し酒場戸隠を中心にクラフトビールと関わりを続けています。SUMMITは2017年、山王一丁目に出店し、地元あくらビールさん、東北と深い関わりのある京都醸造さん、伊勢角屋麦酒さんの季節限定ビールが常設してあります。ここに加え「伊勢角ペールエール」です。信念を持って挑み続けたビールは、約20年の時が経っても人の心を動かし続け愛され続ける。とても大切な事を学ばせていただきました。
伊勢角屋麦酒さんの躍進は皆さんの知るところです。鈴木成宗社長、出口善一醸造長のコンビで世界のビールコンペで数々の賞を受賞。伊勢市の下野工業団地には敷地面積5117平方メートルの新工場を立ち上げ、マニュアルで醸造していたものをオートメーション化。発酵・熟成タンクは、4000リットル10本、2000リットル5本、8000リットル4本を擁するクラフトビールではかなり大きな規模です。
「伊勢角ペールエール」
森彦にとって自慢のビールがSUMMITに繋がります。
皆さんのご来店をお待ち致しております。
この度、秋田県が緊急事態宣言対象地域から外れ、戸隠も以前と同じように営業することが容認されました。ただ、コロナウイルス感染拡大に最大限の注意をするというのは今や国民共通の責任と意識。特効薬は無理にしても、治療薬やワクチンが開発されるまでは、コロナ以前の姿に戻る事は難しいと感じています。
僕が実行委員を務める秋田三大ビール祭り(東北地ビールフェス(6月)、クラフトビールフェス(8月)、秋田オクトーバーフェスト(10月))も2020年については中止にする決断をしました。なんだか心に穴が開いたようです。
秋田に来て10年、僕にとってほとんどの活動はクラフトビールと共にありました。クラフトビールをきっかけに、人が出会い、結ばれる。クラフトビールの力を借り、そんなコミュニティを創る事で、僕自身の居場所も秋田に出来る。そう信じて生きてきました。
10年前、父と母が経営していた戸隠の看板は半分消えていました。若い時に輝いて見えた山王の街も随分と空家が増え地方の現実を知りました。僕が戸隠を受け継いでから、夜の営業に力を入れていきましたが、お客さんなどほとんどいない毎日で僅かな蓄えも底を突く寸前、藁をも掴む思いでSNSの先にいる見えない人々に、毎日、毎日、店の情報や、まだ日本で馴染みの無いクラフトビールを発信していました。そんな投稿が面白がられたのか、少しづつリアクションを貰えるようになり、戸隠にも少しづつお客様がおいでになるようになりました。「秋田でビアフェスを」を目標に掲げ「秋田でクラフトビールフェスを目論む会」を発足、月定例で「美味しいビールを楽しむ会」なども開催されるようになりました。そして2010年の秋、「クラフトビールフェスティバルin秋田」が誕生しました。これにはあくらビール社長 高堂さん、醸造長の長谷川さん、現秋田市議の武内さん、日本地ビール協会の多大な協力があったからに他なりません。
お祭りは年1回、その時は華々しく盛り上がるものの、日常的にクラフトビールを楽しめる土壌にはほど遠い現実でした。そこでまずは週1回でも「クラフトビールに触れてもらう」という目標を掲げ、戸隠の土曜日に「土曜の麦飲み(以下、土麦)」というタイトルでイベントを開催することにしました。このイベントを通じて随分と多くの出会いが週末に生まれコミュニティは少しづつ拡大していきました。この「土麦」は100回を達成しイベントとしては終了、以降も、戸隠にはクラフトビールを求めるファンが毎日のように集うメッカのようになりました。
年一回のビアフェスは6月に東北地ビールフェス、10月に秋田オクトーバーフェストを加え秋田ビール三大祭りとなりました。僕は夢だったクラフトビール専門店 BEER FLIGHTを2015年、秋田市南通りに開店させました。2017年には山王一丁目にSUMMITを加え、店ごとにカラーの違うクラフトビールを提供しファンの交流の場としてご利用いただいています。
そして今年… 2020年は戸隠としては50周年、私が経営に加わり酒場戸隠になって10年の節目の年でした。2月にはあくらビールさんのご協力をいただき50周年を記念したビール「Days Of Gold」羽後麦酒さんとコラボした「Soba Saison」を造り、春には盛大にお披露目パーティーを計画しておりました。しかし、コロナウイルスの感染拡大の猛威は世界を飲みこみ多くの命と多くの夢と多くの悲しみを生む大惨事となりました。気付けば5月も中、失われた数か月の代償をこれから僅かづつ世界は払っていくことになります。戸隠は今日も店を開けます。テイクアウトにデリバリーに店内営業に何でもトライしていきます。それは10年前と同じ。少し違うのは最初に書いた「コロナウイルス感染拡大に最大限の注意をするというのは今や国民共通の責任と意識」です。無理をすればまた「停滞」がやってきてしまいます。そうならないようにトライです。あの頃と同じようにお客さんはほとんどいません。席数も随分少なくしましたのでたくさんの人は入れない店になりました。
そんな状況ですが「土麦With コロナ」。
Afterコロナに向かって今日1回目始めてみます。
初めまして。
BUILDA(同)代表の三浦と申します。
ていうか、戸隠の親父です。
初めてブログを書くに当たって、あまり余所行きの顔をして文章にしても無理が祟って長く続きそうにないので、なるべく素で書いていこうと思います。不快な表現などがあるかもしれませんがその際はご指導ください。
コロナ騒動で先行き不透明な現実に不安で不安でたまりません。好きな事を好きな仲間と、少しづつ押し進めてきたら、お店は3つになり、結果、家族も随分増えました。
僕らはビールが好きで集まった仲間、大好きなビールを生業とし、ビールを通じて多くの「縁」を繋ぐお手伝いをしたり、イベントで街の賑わいを生むことを目標にしてきました。今後もその気持ちに変わりはありませんが、以前のようにお店に賑わいは戻ってこないと思っています。
正直、悲しいです。
こんな状況ですが、コロナ騒動があって良かったと思える事も結構あるんです。全部書くといつまでかかるかわかりませんし、この後仕込みもあるしで。
コロナ以前はお酒を飲む人を中心に店作りをしてきました。僕たちはマニアックなお酒類を自慢に商売をしてきましたから、それを飲んでもらわなきゃ始まらない、そういう気持ちでおりました。コロナ騒動以降、以前より分刻みの生活になっています。買い出し、仕込み、デリバリー、テイクアウト、買い出し、仕込み、デリバリー、テイクアウト、17:00、17:15、17:30てな調子です(笑)。
そんな生活になって3週間、僕たちのことを心配して商品を買いにいらしてくださるお馴染みさん、また、しばらく足の遠のいていた方々との再会もたくさん。そして、幾つもの新しい出会いがありました。今までは敷居が高く感じていらしたり、お酒飲まなきゃ利用はダメなんじゃとか。この騒動以降、夕食のおかずを購入しにお立ち寄りいただく主婦の方、夕食のおかずを毎日のように買いに来てくれる若い方達も随分いらっしゃいます。そこで気づいた事、その方々に僕らはどう必要としていただけるんだろうか。今は毎日考え、毎日実行に移すようにしています。風向きは毎日のように変わります。正解も何だか分かりません。でも僕らは毎日の風を感じながら正しいと思うことをします。
だから、今日から「夜めし」始めてみます。仕事帰りに一人寂しく惣菜買って、アパートで一人TV見ながら晩飯は寂しいです。心配ありません、店はガラガラです。ご飯くらいゆっくり楽しく食べてください。話し相手くらいにはなれます。
お酒も19時までなら提供できます。これが今日出た今日の答えです。